【論文掲載】日本教育工学会論文誌 41(4)

森裕生さん(本研究室 博士後期課程を経て、現在、鹿児島大学 高等教育研究開発センター助教)の論文が日本教育工学会論文誌に掲載されました。

森 裕生, 網岡 敬之,江木 啓訓, 尾澤 重知(2018) 各授業回と学期末の自己評価の「ずれ」に着目した学習内容振り返り手法の開発と評価. 日本教育工学会論文誌,  41(4): 415-426

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/41/4/41_41051/_article/-char/ja/

学習履歴(ラーニング・ポートフォリオ)に関する研究で、授業毎の自己評価と、学期末での自己評価の比較に着目した内容です。

尾澤研究室では、授業実践だけでなく、企業・組織(非営利を含む)、競技など、「現場」「実践」を対象とした研究に力点を置いています。

2013年度以降、ラーニング・ポートフォリオなどの「学習履歴」「学習日誌」について、様々なノウハウを蓄積してきました。今後、授業実践研究で得られた知見を踏まえて、より一層の授業の改善を図ると同時に、さらなる研究を進めていきたいと考えています。

【論文掲載】京都大学高等教育研究 (23)

森裕生さん(本研究室 博士後期課程を経て、現在、鹿児島大学 高等教育研究開発センター助教)の研究論文が、京都大学高等教育研究に掲載されました。

森 裕生, 網岡 敬之, 江木 啓訓, 尾澤 重知 (2017) 学生が自己評価基準を設定し学習内容の振り返りを行う大学授業の実践と評価.京都大学高等教育研究, 23: 13-24

https://ci.nii.ac.jp/naid/120006457092

尾澤研究室では、授業実践だけでなく、企業・組織(非営利を含む)、競技など、「現場」「実践」を対象とした研究に力点を置いています。本研究も、授業実践を対象とした実践研究で、学生が自分自身で自己評価の基準を設定する点や、授業全体の振り返りを目指している点に特徴があります。

今後、研究で得られた知見を踏まえて、より一層の授業の改善を図ると同時に、さらなる研究を進めていきたいと考えています。

【論文掲載】日本教育工学会論文誌 41(3)

網岡敬之さん(2016年度修士修了)の研究論文が日本教育工学会論文誌に掲載されました。授業で利用されているワークシートに関する研究です。

網岡 敬之, 森 裕生, 江木 啓訓, 尾澤 重知 (2017) 定量化した手書きワークシートを用いた学習評価の可能性の検討. 日本教育工学会論文誌, 41(3) :245-253

https://doi.org/10.15077/jjet.41019

尾澤研究室では、授業実践だけでなく、企業・組織(非営利を含む)、競技など、「現場」「実践」を対象とした研究に力点を置いています。今後、研究で得られた知見を踏まえて、より一層の授業の改善を図ると同時に、さらなる研究を進めていきたいと考えています。

卒業研究発表会を実施しました

2018年1月26日(金)、27日(土)に通学生、eスクール生それぞれ卒業研究発表会(口頭試問)を行いました。題目は以下の通りです。

卒業論文(2017年度卒業 7期生)(通学生)

  • 牛島 健太 「大学生の情報表現能力育成を目指したポスター作成支援に関する研究」
  • 田島 有紗 「グループディスカッションにおいて不安を低減し発言を促す支援に関する研究」
  • 橋本 巴瑠香 「顧客接点のないアルバイトの業務経験を通した成長に関する研究」
  • 丸井 遼史 「グループ学習における社会的手抜きについて学ぶワークショップデザインに関する研究」
  • 渡邊 美月 「自己分析におけるライフデザイン支援システムの開発」
  • 鈴木 綾香 「アルバイトで習得したコンピテンシーへの自覚を促す支援に関する研究」
  • 竹田 真菜 「職場の人間関係と組織コミットメントの関係に関する研究」
  • 長崎 千明 「関係性リーダーシップの要素を取り入れた協同学習ワークに関する研究」
  • 吉田 光希 「探究課題において大学生が 立てる問いに関する研究」

卒業論文(2017年度卒業 7期生)(eスクール)(教育コーチ:廣松ちあき)

  • 中田 直子 「大学通信教育課程を卒業した社会人の越境学習に関する研究」
  • 鈴木 真理子 「地域子育て支援センターにおける支援行動の体系化に関する研究」
  • 鍛冶 佳代 「職場におけるゆとり世代の特徴と分析」
  • 藤井 貴行 「介護人材の多職種協働を目的としたビジョンデザインワークショップの効果」
  • 岩舘 侑哉 「大学サッカーチームにおける大学生の経験と人間形成に関する研究」
  • 秋山 和枝 「大学生から社会人へのトランジションを促進するインターンシップの効果」
  • 小澤 佐知子 「外資系ブランド販売員を対象とした離職要因の分析と動機づけとの関係性」
  • 小林 文女 「学校外JTEがティームティーチングによって小学校外国語活動に与える影響」

尾澤の特別研究期間中(いわゆる在外研究、サバティカル)、通学生は望月俊男先生、eスクールは山田小百合先生にご指導を賜りました。記してお礼申し上げます。

専門ゼミ(学習環境デザイン)2018年度の募集について

尾澤ゼミ(学習環境デザイン)にご関心を持ってくださり、ありがとうございます。お問い合わせの際は、専門ゼミガイド及び、以下をご確認ください。

通学生の皆さんへ

特別研究期間中のため、現在、海外に在住しています。そのため対面での説明会や面談を実施せず、SkypeやFacetimeなどを用いて個別の面談を行います。以下をご覧の上、お問い合わせをお願いします。

  • 面談の期間は、10月27日(金)〜11月23日(木)です。
    ※締切間際の希望が多かったため、17日(金)から延長しました
  • 学部のルールに基づき、面談に参加しない場合、一次・二次登録は無条件で不合格となる場合があります。
  • 面談の日程調整にあたっては、ozaken2018 [at] ozaken.org まで電子メールでアポイントを取るようお願いします。[at] の部分を@に置き換えてください。
  • アポイントは本フォームからもできます(試験運用中)
  • 日程調整の都合、11月21日(火)以前に問い合わせをお願いします。
  • 面談をスムーズに進めるため、初回連絡の際、300字程度で自己紹介と研究関心を記してください。
  • 連絡漏れ等が生じるのを防ぐため、FacebookやTwitterからの問い合わせにはお答えしていません。
  • 11月17日以降の変更点】第2希望、第3希望の場合は、面談ではなく、メールのやりとりのみとします。第2希望、第3希望の場合でも、300字程度での自己紹介と研究紹介は必ず送付してください。

eスクールの皆さんへ

より適切な情報共有のため、eスクールでは問い合わせをくださった方に別途資料を提供しています。簡単な自己紹介や研究関心を記した上で、お問い合わせください。

  • お問い合わせは、メールアドレス ozaken2018 [at] ozaken.org までお願いします。[at] の部分を@に置き換えてください。
  • 本フォームからも問い合わせができます。

ご不明な点は、メールでのお問い合わせをお願いします。

オープンゼミ(11月17日)のお知らせ【通学生対象】

専門ゼミ・卒研ゼミ(学習環境デザイン)に関心を持っている皆さんを対象とした「オープンゼミ」を実施します。専門ゼミ、卒業研究ゼミ学生のポスター発表やデモが中心です。参加予約不要、入退室自由です。入室の際に受け付けをします。

日時:11月17日(金)11:00-13:00 (入退室自由・予約不要)
場所100-410 教室 ※教室変更となっています。ご注意ください。

※どなたでも参加ができますが、当日の会場ではeスクール専門ゼミのお問い合わせには対応ができませんのでご注意ください。

(過去の様子)

ポスター発表2015年度

ゼミ説明会のお知らせ(第2報)

尾澤ゼミ2017年度向け説明会を実施します(通学生対象)

11月15日(火)、24日(木)の12:15-12:45 に、ゼミ説明会を100-211教室で実施します。

なお、個別面談は、24日(木)3限の一部枠を除き、全て満席となりました。
説明会参加者に対してはメールでお答えしますので、お気軽にお問い合わせください。

ゼミ説明会の実施スケジュール(eスクール)

教員ガイドに示している通り、個別対応をします。
教員ガイドをご参照の上、メールでお問い合わせください。

オープンゼミ2016を実施しました

2016年11月10日(木)15:00-18:00 に、オープンゼミ(中間発表会)を実施しました。本研究室では、卒業研究発表は原則、ポスター発表形式で行います。今回のオープンゼミでも、全員がポスター発表形式で、研究の進捗を発表しました。当日は、卒業生ゲストやゼミ検討中の2年生、1年生をはじめ、たくさんの皆さんにご来訪いただきました。

ozaken20161110aozaken20161110b ozaken20161110c

日本教育工学会研究会での発表

本研究室の学生が、宮崎県宮崎市民プラザで行われた日本教育工学会 研究会にて発表をしました。小野さんと古賀さんは修士課程2年生、内海さんは卒業研究ゼミに所属の学生です。3名ともeスクール出身もしくは在学中の学生で、夏までに優れた成果をあげていたため、学会での発表にチャレンジしてもらいました。

  • 小野 勝,尾澤 重知(2016) BtoB営業におけるソリューション営業力獲得プロセスの研究
  • 内海 池美, 山田 小百合, 尾澤 重知(2016) 航空会社職員におけるグランドスタッフの経験が部署異動後の職に及ぼす影響
  • 古賀 美恵,尾澤 重知(2016) グローバル化に直面する日本企業における職場内コミュニケーションに関する調査研究

いずれも自身の所属組織や第一線で働いている社会人を対象とした研究で、インタビューを用いた質的研究により、組織内の実践知や、経験からの学びに着目している点で共通します。当日は、今後の修士論文、卒業研究論文の完成に向けて、有意義な質問やコメントをいただきました。参加くださったオーディンスの皆さんに、記してお礼申し上げます。